2015年 01月 14日
お子様舌と味覚 |
ハンバーグ、オムライス、スパゲティーが好き。
寿司屋では卵焼きとかコーンマヨネーズ軍艦など刺激の少ないものを頼み、マグロやうなぎ以外の魚はあまり頼まない。
基本的に苦味、酸味が苦手。辛すぎるものもあまり好まない。
私の持っているいわゆる「お子様舌」のイメージだ。
幼い頃からの食の経験不足から来るものだそうだ。
人間の味覚は幼少期〜12歳頃までに決められる。
その間に様々な味覚の経験を積まないと
酸味や苦味は苦手になるそうだ。
酸味や苦味というのは腐敗物や毒物の味だから、人間の本能が拒否をする。
だから子供のうちはこれらの味は苦手である。
けども、大人になるまでにこれらの味の経験を積むことで、酸味や苦味の中でも食べられるものの味を覚えていき、大人になって好むようになるんだって。
私はどちらかというと甘いものの方が苦手で、酸味、苦味、うまみ、辛味のあるものを好むけんだども、私の味覚も幼少期から鍛えられてこういう結果に落ち着いたというわけか。
前に付き合っていた人は、30歳を越えていてもお寿司屋で卵焼きやコーンマヨネーズ軍艦や鰻など、甘いものしか頼まない人だった。
生魚は食べないし、酸味や苦味は苦手ということだった。
私は正直余りのお子様舌ぶりに驚いたし、こんなにも人によって味覚が変わるものなんだということに驚いた。
正直、せっかく美味しいお寿司屋に来たのに、なんで魚を頼まず卵やコーンを食ってんだよ…。お子様かよ…と思ってしまったのも事実。
けども、あとから聞くと彼は子供の頃、あまり生魚を食べる習慣が無かったそうだ。
そうすると大人になっても食べなくなるわけだ。
私の舌は両親の好みにより幼少期から鍛えられたので、激辛以外は無敵だ。
生魚、生肉、苦味、酸味、辛いもの、なんでも好む。
その代わり、昔は好きだった甘いお菓子やただ甘いだけのものは20代半ばにお酒の味を覚えてからは、なぜか苦手になってしまった。
なぜお酒の味を覚えたら、今度は甘いものが美味しく感じなくなったのか、それもまた味覚の不思議。
by bpani115
| 2015-01-14 20:17