2020年 12月 29日
なんとかたどり着いた大源太山 |
ご無沙汰しております。2020年も気が付けば年末。
大源太山まで続く長い尾根道
今年はコロナ禍で、何という予測不可能でとんでもない年でしょう。
登山に関しては、もともと単独でふらっと車で山に行くスタイルの私でさえ、山に行きづらくなった年でした。
とはいえ、相変わらず車を飛ばしては、たまに山に行ってます。
雪が多い今年ですが、本日は、雪を楽しみに群馬の三国峠から登る大源太山を目指しました。
大源太山は、8年程前の3月の残雪期に三国峠からピストンしたことがあったけど、以外と楽に登れた記憶があったのね。
それが、今回は重ねた歳月のせいか、新雪期のせいか…、とにかく疲れました。
朝の光に輝く山々
三国山山頂の道標
雪質はモナカ雪で、硬いかと思いきや、もぐる。
日が昇るにつれて重くなる。雪が重くなるのは分かってたから、朝早めの6時台に出たのだけど…。
三国山から先はアップダウンが激しくて、途中で左足が重くなり、股関節も痛み始めました。
帰りの登り返しを考えたら、途中何度も本気で引き返そうかと思いました。
目の前にはウサギの足跡だけ
帰ろうとしたがる気持ちを奮い立たせ、何とか11時半過ぎに大源太山到着。
ほんとに登山は自分と自然との闘いだ…。
結局、帰りに1人と会っただけで、三国山から先はトレースも無く、白銀の大自然を独り占めできた一日でした。
大源太山の山頂
眼前には迫力の谷川連邦
コロナで家に引きこもっていても、毎日暗いニュースで気持ちは晴れないし、YouTube観たり音楽聴いたり、ドライブしたりするだけも飽きる。仕事と家の往復でくたくたで気持ちが擦り減る毎日に、登山は活力を与えてくれる。
久々の雪山は、やはり美しさと厳しさを感じさせてくれました。登り切った達成感と、全身の倦怠感も気持ち良いです。
今日は数日続いた晴れ間の最後の日。
明日からは何日も雪の予報です。私が付けたトレースもじきに綺麗に消えるのでしょう
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by bpani115
| 2020-12-29 21:33